どうもさくです。

さくは、今ビルメンの仕事をしています。しかし、この仕事にやりがいや面白みは全く感じていません。ただ、ただ自由時間が多くて楽だからセミリタイアの生活費の足しにしているに過ぎません。でも、非常に満足しています。

好きなことを仕事にした方が、幸せになれる系のアドバイスはよく聞くと思います。しかし、さくはそのように思いません。かなり、若い人をミスリードする間違った思想だと思います。

実証実験でもよく言われることですが、楽しいことを仕事にすること自体は、人を幸せにはしないらしいです。これは、さくのサラリーマン時代の経験からも納得できることです。

基本的に企業などは利益を得ることが目的です。このため、仕事の基本は、顧客が求めるものをすることになります。決して、好きなこととか得意なことではありません。需要がない仕事は、仕事として成立しません。

さくも、サラリーマン時代は好きなことを仕事にするため、金融の仕事を選びました。しかし、次第に社内での立場も上がっていくし、時代の変化によって顧客のニーズも変化していき、好きなことだけを仕事にするわけにはいかなくなりました。

最近は時代の変化がさらに早くなり、自分の好き、得意といった優位性が働きにくくなってきています。模倣されるスピードが早いのです。

この時代の変化は、好きな仕事をしていると、逆にディスアドバンテージに働きます。好きということが拘りや偏りを生んでしまうからです。こうした、拘りや偏りは個性ではあるものの、成果を生みにくくする要因です。

よく、ビジネス界の偉人が好きを仕事にしろと言っているのを耳にしますが、かなり怪しく思います。彼らの顔触れを見ると、好きなことと言うより、金儲けやビジネスが好きで、手段は何でも良いように思うのです。そんなにロケットが好きなら最初から仕事にしているはずです。

そんなわけで、自分の失敗経験や文献から、僕は若い人には好きなことを仕事にするという発想をオススメしません。

ではでは


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