どうもさくです。

デヴィッドグレーバーのブルシットジョブを読みました。非常に面白いです。

要するに無くても良いどうでも良い仕事が多過ぎるということ。これは、キツイけど意味のある仕事シットジョブと分けた概念。

特にホワイトワーカーの、管理職に多いという洞察。よくわかります。さくの前勤めていた金融機関でも、プレイヤーとしての若い人の方が優秀な一方、管理職は無能でかつ、上層部とのコネクションのみがうまいという状況でした。そして、往々にして管理職の方が給料が高かったです。

なぜ、このような現象が起きるのか。日本人的には、年功序列や終身雇用という制度に問題があるのだと思っていました。つまり、役職が能力ではなく年齢などで決まるから。

しかし、ブルシットジョブでは、この理由を新自由主義に求めます。この新自由主義が、逆説的に官僚的な仕事を増大させていると。こうして、意味のない高級な仕事が作り出されていく。

なるほど、面白いので、深く掘り下げていきたいです。

ではでは