どうもさくです。

なぜか、続き物。

16日に某大手アイドル事務所が、売れないアイドルの定年制度を設けると発表した。

さくは、この制度ものすごく良いと思います。というのも、利点が二つあるから。

一つは、あきらめがつく。二つめは、競争原理でアイドルのレベルが上がる。つまり、アイドル本人たちにとって、良い制度だと思います。


今日は、二つ目の競争原理について。

基本的にさくは、市場原理主義ではなく、競争原理によって物事を成長させるという考えに賛成しないケースが多いです。

特に自分には甘いので、競争に晒されてとやる気が無くなるタイプです。

ただ、競争原理が働くと良いこともあって、それは、工夫して方向性を促すことができること。日本のアイドルは、SMAPや、おニャン子が作った国内向けのアイドル像を使いまわし過ぎている。

一方で、韓国は国内市場が狭いので、海外輸出、特に、日本、中国をターゲットに受け入れられる努力をしている。わかりやすい、アイドル像を作っている。

これは、アニメーションで、日本が優位だったにもかかわらず、アメリカに一瞬で追い抜かれたのに似てる。日本の製品は、いつも国内向けのガラパゴスだ。マニアックだ。アイリスオーヤマいわく、日本の家電は一生使わないボタンが多すぎる。つまりは、そう、ガラパゴス。

日本のアイドルも、ガラパゴス過ぎる。海外に出て行けとか、そういうことではないが、海外から狙われて負けてしまう市場ではある。とにかく、いつもコンセプトが複雑でわかりにくい。日本の映画もそう。韓国映画も、アメリカ映画も、シンプル、わかりやすい。

22歳定年制。市場を広げなければ、アイドルの全体のパイは広がらない。飛び出すしかない。どの方向かわからない。でも、今までのように、歌って踊って、テレビに出ての時代じゃない。工夫するしかない。よいきっかけだ。

みんなで生き残るための優しい決定だと思う。危機感なのだと思う。今まで通りじゃダメ。22歳までに、何か手に入れないと。厳しい世界だ。

そんなわけで、今回のアイドル定年は、アイドル自身に、将来を考えてもらう良い制度。そのかわり、事務所にもきちんとしてもらわないといけないけど。

そこら辺については、また次で。まだまだ続きます。

ではでは。