どうもさくです。
昨年の12月16日に、東京地評(東京地方労働組合評議会)が、東京子育て世代の生活費試算を公表した。
この試算によると、税金・社会保障税込みで、30代は650万円、40代は740万円、50代は960万円の年収が必要であるとの結果になった。
この生活費の試算は、練馬区在住で子供2人がいるという計算になっている。
中身を細かく見ていくと、ところどころ違和感はあるものの、全体を通してみると大体これぐらいはかかるという内容になっている。
例えば、家賃などはかなり低く設定されている。家族4人で40平米台で生活するのはやや困難だろう。一方で、家具などの耐用年数はかなり少な目にしているし、食費も一食300円程度の設定は節約をしている家庭ではやや高いだろう。
ただ、全体としては、贅沢をほとんどしていない世帯の「普通」の生活費を表現しており、ひとつのベンチマークとしては十分なものとなっている。
この試算結果を見ると、東京での子育ては非常に困難を伴うことがわかる。
例えば、東京では少なくとも中学受験は平均的の範囲内にあるし、飲み会台が30代で3000円台というのは平均よりも低いとも思える。つつましい生活をしていても、40代で740万円の年収が必要なのだ。
東京で「普通」の暮らしをしようと思ったら、大企業に勤めて、世帯年収を1000万円以上にするか、昔からの農家で土地を持っている家庭に生まれるしかないのだ。ちなみに、東京の平均世帯年収は600万4000円(平成26年全国消費実態調査)。
東京で「普通」の暮らしをするためには、普通の年収では難しく、普通の家庭環境で育った人では、普通を再現することはできない。
東京以外に暮らすことが求めらるし、もしくは、「普通」である結婚や子育てをあきらめる必要がある。東京以外でも、東京近郊であれば、似たような生活費となるだろうし、東京に勤務していた場合は、通勤時間を使うことになり、普通の暮らしはままならない。
さてさて、なにかをあきらめる必要があるのだが、何をあきらめれば良いかはひとそれぞれでしょう。
ではでは
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昨年の12月16日に、東京地評(東京地方労働組合評議会)が、東京子育て世代の生活費試算を公表した。
この試算によると、税金・社会保障税込みで、30代は650万円、40代は740万円、50代は960万円の年収が必要であるとの結果になった。
納得感のある試算になっている。
この生活費の試算は、練馬区在住で子供2人がいるという計算になっている。
中身を細かく見ていくと、ところどころ違和感はあるものの、全体を通してみると大体これぐらいはかかるという内容になっている。
例えば、家賃などはかなり低く設定されている。家族4人で40平米台で生活するのはやや困難だろう。一方で、家具などの耐用年数はかなり少な目にしているし、食費も一食300円程度の設定は節約をしている家庭ではやや高いだろう。
ただ、全体としては、贅沢をほとんどしていない世帯の「普通」の生活費を表現しており、ひとつのベンチマークとしては十分なものとなっている。
東京での子育ては難しい
この試算結果を見ると、東京での子育ては非常に困難を伴うことがわかる。
例えば、東京では少なくとも中学受験は平均的の範囲内にあるし、飲み会台が30代で3000円台というのは平均よりも低いとも思える。つつましい生活をしていても、40代で740万円の年収が必要なのだ。
東京で「普通」の暮らしをしようと思ったら、大企業に勤めて、世帯年収を1000万円以上にするか、昔からの農家で土地を持っている家庭に生まれるしかないのだ。ちなみに、東京の平均世帯年収は600万4000円(平成26年全国消費実態調査)。
まとめ
東京で「普通」の暮らしをするためには、普通の年収では難しく、普通の家庭環境で育った人では、普通を再現することはできない。
東京以外に暮らすことが求めらるし、もしくは、「普通」である結婚や子育てをあきらめる必要がある。東京以外でも、東京近郊であれば、似たような生活費となるだろうし、東京に勤務していた場合は、通勤時間を使うことになり、普通の暮らしはままならない。
さてさて、なにかをあきらめる必要があるのだが、何をあきらめれば良いかはひとそれぞれでしょう。
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但し、「子育て支援がしっかりしていれば」。
つまりムリですよね・・。酷い国ですねぇ
sakulifestrateg
ist
がしました